「その10 セントーサ島~虎豹別墅」から続く。
MUSTAFA
「虎豹別墅」を後にして、お土産のアーユルヴェーダ石けんを買うために、リトルインディアにある「ムスタファ・センター」に連れて行ってもらいました。
24時間オープンの巨大ショッピングセンターは、地下2階地上4階の広大な建物の中に、日本のドン・キホーテのように化粧品から日用雑貨、食料品まで無いものは無いのではと思えるくらいぎっしりと商品が詰め込まれていて、見て回るだけでもなかなか楽しいのですが、写真を撮る余裕は無かったので詳細は省略。
ここで買ったのは、アーユルヴェーダ石鹸を3種類に、肉骨茶(バクテー)の素3種、ドライ・イチジクなど。
なかなかリーズナブルにお買い物できました。
Kampong Chicken Eating House (甘榜山雉餐室)
今回の旅で最後の食事となる夕食は、石田君に食べたいとリクエストしておいた「海南鶏飯」。
「シンガポール・チキンライス」とも呼ばれるように、これまたシンガポールを代表する料理のひとつ。
石田君のオススメは2か所あったのですが、「身がプリプリな方」をリクエストして連れてきてもらったのが、この「Kampong Chicken Eating House (甘榜山雉餐室)」。
地元民しか行かない感じの店構えで、期待が高まります。
店頭にKampong Chickenが吊されていて、ここでぶつ切りにしてくれて、テイクアウトも可能。
「Kampong」というのは、マレーシア語で「村」という意味だそうで、「Kampong Chicken」というのは、一般的にはマレーシアやインドネシアで放し飼いされている在来種の鷄を指すらしいのですが、村で育てられている鷄を指す場合もあるとのこと。
ここの鶏がどういう鶏なのかは聞きそびれましたが、黄色いのは、ターメリックを入れて茹でられているからみたいです。
店頭にメニューがありましたが、茹で鶏の外に、揚げ鶏、何故か蟹も看板メニューのようです。
外にもサイドディッシュがいろいろありましたが、今回は茹で鶏にフォーカス。
石田君と2人で、ハーフサイズ(半身)をシェアしました。
食べやすいように、包丁で骨ごとぶつ切りにされています。
これを、中国醤油とチリソースに付けながらいただきます。
適度な歯ごたえのあるプリッとした身質で、肉そのものにも旨味があって、なかなか美味しいです。
まる2日一緒にいて話題も尽きかけているので、「美味い」以外の言葉もほとんど無く、おっさん二人で骨付きの肉をひたすらしゃぶっていました(笑)。
チキンライスなので、ライスとスープも付けました。
鶏の出汁で炊かれたごはんと、鶏を茹でたスープですね。シンプルにして滋味深い味でした。
今回の旅で最後の食事で、念願だった本場の海南鶏飯を、しかもかなりレベルの高い鶏を食べることができて、大満足でした。
シンガポールを再訪することがあったら、ここは再度訪れたい場所です。
Jewel Changi Airport
夕食が終わってその後、IONオーチャード店にある「Bengawan Solo(ブンガワン ソロ)」でクッキーなどのお菓子も買って、お土産の買い物は終了。
最後、石田君に車でチャンギ国際空港まで送ってもらって、空港の隣に新しくできたJewelというショッピングモールへ。
施設の中央にRain Voltexという屋根から地下まで円柱状に落ちる人工の滝があって、それがまたライトアップされて色が美しく変わって行きます。
よくこんなもの作ったなと、シンガポールの勢いに感心するばかり。
ここには、レストランもいろいろあるし、ブランド品のショップもあるし、お土産品も買えるしで、旅行者だけではなく、地元の人も多かったです。
しかし、広くて見所多いので、うかうかしてたら飛行機に乗り遅れる可能性がありますから要注意です。
SATS Premiere Lounge T2
石田君と別れ、0時30分発NH804便の搭乗まで少し時間があるので、免税店で自分用のお土産にグレンリベットのキャプテンズリザーブを1本買った後、Priority Passで入れるSATS Premiere Lounge T2へ。
ここは、アルコール類もひととおり揃っていて、セルフサービスで好きなだけ無料で飲めるようになっていました。
往路の機中であまり眠れなかったので、少し飲んでおくと眠れるかなと思って、とりあえず赤ワインを1杯いただくことに。
飲みながら、宮崎から持って来たけどここまで使わなかったPCを、Freeのwifiに繋いでメールをチェック。
このラウンジには軽食もあるのですが、夕食はしっかり食べた後でしたし、さすがに夜遅い時間帯でほとんど料理は残っていなかったので、ミックスナッツで白ワインをもう1杯。
そうこうしているうちに搭乗の時間が近づいてきたので、これで眠れると良いなと思いながら、ゲートへ向かいました。
帰国
NH804便に乗り込んだら、往路と同様に身支度を調えて寝ることに努めましたが、ワインの効果も無く、やはりあまり眠れませんでした。
到着2時間前くらいに前に出された機内食は、和食を選択。親子丼と冷やしうどんと果物。
往路は羽田からでしたが、復路は成田着。
成田空港は、宮崎からJetStarが飛んでいるのでたまに使うのですが、国際線で降り立つのは10年ぶりくらい。
出国同様に入国審査も自動化されていて、顔認証ゲートにパスポート置いてカメラに顔を向けたら照合されてゲートがさくっと開くというお手軽さ。
ゲートを抜けたらバゲッジクレームで預けた荷物を回収して、税関の申告品も無いのでそのまま到着ロビーへ。
そこから京成本線と東西線を乗り継いで浦安の自宅まで戻り、大半のお土産品を下ろしたら、再び電車で羽田空港へ。
夕方の便で羽田から宮崎に飛び、11月18日(月)の20時前にアパートに帰り着いて、1泊4日の弾丸ツアーが終了しました。
慌ただしい弾丸ツアーでしたが、満足度のものすごく高い旅になったのは、ひとえに案内してくれた石田良夫君のお陰です。濃密な2日間の最初から最後まで、大変にお世話になりました。改めて深謝します。
いつの間にか2ヶ月に渡り11回も連載することになってしまったシンガポール旅行記、以上で終了です。
自分の備忘録的にまとめましたが、誰かのシンガポール旅行の役に立てば幸いです。”